グレられませんの

現在、家族の介護の為に住環境が大幅に変わっていて。
久しぶりで本宅に帰ってきて、あれこれお仕事。

家族が療養生活を送っている他県までの電車の駅ナカ施設で、昨晩は本日用食料を安く調達。
寝坊をしてからウーロン茶のペットボトルをごくごくと空けて、パソコンをいじっていた昼過ぎ。
お腹が空いたし、地元のパン屋さんのパン食べたいし、と自転車で近所まで出かけて、調理パンやらおやつパンやらを下げて帰ってきたら、ご近所さんAに発見された。

家族の回復状態(まあ順調に療養中)を聞かれた後、「ちょっと待ってて」とお宅に戻って、洗ったヨーグルト(500ml)の容器に蕗と筍の煮物を入れて戻ってこられた。
「朝採りに行って、さっき煮たの。味は保証出来ないけれど、食べて」

そうそう、いつもの年だったら私も近所の農産物販売所に行って、ぬか付きの筍を買って、料理だった。
いただきます、大好きです、と答えて、家に入って、菓子パンと筍の煮物で昼ご飯。
カロリーオーバー気味だけど、筍は繊維質だから、まあいいでしょう。

夕方、またまたお腹が空いてくる。
車でドライブして、買物と、どこかでコーヒーでも飲んでこようかな、と考えつつだらだらしていたら、またもや玄関のベルの音。
「ごはん食べた?」と買い物袋を下げたご近所さんB。
いいえまだ、と答えたら、「昼の残りで悪いけれど、カレーがあるから持ってきていい?」と。
すっかりなじみの台所が使えなくなって、最近はエスニック風味のカレーばかりどこかで食べるようになっていて、いわゆる「お母さんのカレー」もいいなと誘惑に負けてお願いする。
喜んでご自宅に走っていったBさんは、数分後、美味しそうな刺身とカレーを持ってきた。

「お父さんがお刺身をもう買っていたの。変な組み合せだけど、食べて」。

どうみてもミスマッチ、だけど芯ははずしていない。

本当はおじ様は、私を上がらせて、缶ビールを出してテレビをみつつ、心配している色々なことを私に聞いて見たいのだろう。
そして私にその時間や手際のよさがないことも分かっているし、これから車を運転するつもりであることも分かっているのだろう。

見守られている。礼儀正しい距離、絶妙な抜き加減があって。

きょうだいがここに戻ってきても、何もこわくない。
天国のお父さんお母さん、「ふるさと」をここに作ってくれて、ありがとう。

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